【就労事例部門】MIP賞①大和リース株式会社 人事部インクルージョン推進室

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『大和リースの思いやりハンドブック』
誰もがイキイキと活躍できる企業へ

 この『思いやりハンドブック』は、女性活躍推進を目的とした社内の研修における活動発表会「通称:なでしこサミット」で全国優勝したチームが、「活動の成果物」として発表したものです。
 視覚障害者のリーダーを中心に「多様な人と共に働いていくこと」について考え、弊社で働く視覚障害者と聴覚障害者の生の声を活かすべく、障害当事者とチームメンバーが、共に何度も対話を重ねて作り上げました。職場で何に困り、どのようなサポートを必要としているのかを周囲に伝える・知ってもらうための手段となるよう、「ハンドブック」にまとめあげたことが高く評価されました。
 人事部インクルージョン推進室では、誰もが活躍出来る職場づくりの重点実施事項として「障害者の活躍支援」を掲げています。その取り組みの一つが、このハンドブックの全社展開です。内容を再編し、CUD認証を取得したうえで冊子化し、全従業員に配付しました。(PDF版は読み上げ対応し、イントラネットに公開中。)実際に、一人ひとりが冊子を手に取ることで動機づけを図り、従業員が障害について知り、お互いを理解し合い「思いやり」をもって誰もがイキイキと活躍できる企業風土の醸成につなげたいと考えています。

審査員コメント

 インクルージョン&ダイバーシティを経営戦略として取り入れる企業が増えてきましたが、障がい者の就労・活躍支援まで含めた幅広い取り組みを実現している企業はあまり多くありません。このような状況の中、応募団体は、障がいについて「知る・考える・理解する」ことを目的に社内ホームページやハンドブックづくりに取り組み、これらの活動を通じて社内に「共に働く」意識の醸成に努めてこられました。

プロフィール

 

大和リース株式会社 人事部インクルージョン推進室
人事部インクルージョン推進室は、多様性を活かし、全ての従業員が「仕事で活躍できる」企業風土を構築するため、「イクボス」浸透と従業員の活躍推進(両立支援・女性・障害者など)に対する制度や環境の整備を行っています。

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