見えなくても働く人々を支える、
認定NPO法人タートルの役割。

 私は視覚障害の当事者であり、認定NPO法人タートルの理事長を務めています。タートルは、視覚障害を乗り越えて働く、働き続けることを目標として、会員の体験をもとに、眼科医や支援機関などと連携を図りながら相談に乗り、支援を行っている団体です。
 主な事業は、相談、交流会、情報提供、就労啓発です。相談事業えは先輩当事者の体験や工夫を伝えつつ、眼科医や福祉施設の専門家などによる就労のためのアドバイスを行っています。交流会では経験を持つ先輩と交流し、働き続けるための勇気を得ます。また、眼科医、訓練施設、産業医などと連携し、就労のための情報提供を行い、継続就労の意欲を高めるためのセミナーや勉強会も開催しています。平成28年度の相談実人数(本人から)は227人。悩みや心配をお持ちの方、ご連絡をお待ちしています。

プロフィール

 

認定NPO法人タートル 理事長 松坂治男
1995年に前身となる任意団体、中途視覚障害者の復職を考える会を設立。2007年にNPO法人化、15年に認定NPO法人タートルとなり、理事長に就任。視覚障害というハンディキャップを乗り越えて働く、働き続けるための相談や支援を行う。

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