みなさんからいただいた質問やご意見に対して、看護師さんや情報をお持ちの参加された方から回答をいただきました。
Q1. インフルエンザかコロナのどちらかにかかったら両方はかからないというのは本当ですか?
- 両方かかる可能性はある。予防はマスクの着用、手洗い、手指消毒、うがいなど同じなので両方の予防ができる。
Q2. マスクは予防にならないというのは本当ですか?
- しないよりする方がいい。すべてのウィルスをシャットアウトできるわけではないが拡散を抑えるので予防としては有効。積極的にする方がよい。
外に出たら手、鼻、口をさわらないためにマスクの着用が有効となる。
触っても、その後手洗いや消毒をすれば大丈夫。
Q3. どんなマスクが有効ですか?
- 不織布がよい。
但し、保湿性の問題や肌に合わない人がいるので1日中つける人は布マスクでもOK。つけないよりはいい。
不織布は縫わずに作っているので、フィルター効果あり。
布マスクにはガーゼ、綿などの素材がある。
Q4. 病院や高齢者施設での面会制限はいつまで続きますか?また、面会する方法はないでしょうか?
- 面会制限は何らかの形でずっと続くと思うが、完全NGというのはいずれなくなると思う。
厚労省からの通達で高齢者施設での条件付き面会がOKになっていることもあり、病院でも病室でなく換気のよい広い部屋での面会は可能になるはず。
ある程度の制限はかかったままだと思うが少しずつ状況は変化する。
Q5. みなさんはどんなマスクをしているの?工夫は?
- 布製、不織布、水着地、Tシャツ地、タオル地、ガーゼ地とさまざま。
目にかかると不安(視界がさえぎられると不安)なのでずらしてつけている。
→鼻の穴を覆う方がよい。
話をしてもずれない大きなマスクがよい。しゃべっていても苦しくないし、ずれない。
手作りマスクの型紙にはサージカルマスク、ギャザーあり、縦に伸びるようになっているものなどいろいろある。鼻のところに固定するためにパンの袋をとめてある金属をうめこんでいる。上下もわかって便利。
鼻からあごの下まで覆う大きなもの。
上下がわからないのでボタンを付けて目印にしている。
ポケットにフィルターを入れるようになっている。
涼しくなる素材や保冷剤を入れるタイプもある。
混雑した車内等では安全対策として追加でフィルターを入れている。
フィルターは10回くらい洗って使えるものを使用している。
アパレルメーカーが視覚障害者とマスクを開発するプロジェクトで展示会があった。レース素材は口鼻の部分はガーゼで風を感じる。布マスクは表裏がわからないことがあるので表側に小さな刺繍がしてある。
Q6. マスク以外で有効なものは?
- フェイスシールド 目から口まで覆うタイプ。正面からの飛沫はガードできる。横からは侵入はあるのでマスクの代わりにはならない。
- 手袋 エスカレーターの手すりを持つときに使用している。
→手袋をすると感覚が悪く(にぶく)なるので手袋は使用せず、手指を消毒
するようにしている。 - 指の先が部分的にあいている手袋だと感覚に問題はない。
→外に触れる部分は注意する。触った手で目や鼻、口を触らないようにす
る。 - 手袋の指の腹のところにスリットを入れて感覚が大切な時には指を出す。
登山用の手袋で先にキャップがついた手袋もある。 - 帽子 背が低いので飛沫が飛んでくるのを防ぐため帽子をかぶる。
- ビニール手袋 100円ショップの大量版使い捨てのビニール製手袋。物を触るときに使用。アルコールは使いすぎると手が荒れるのでビニール手袋を使っている。
- マスクをしているとスマホの顔認証が使えない。顔認証は顔の輪郭と目がポイントなので使えない場合はパスコードで。マスクを半分に折って登録しておけば顔認証は2つ登録できる機能もあるがiPhone11以降が対応(11proは?)
Q7. ソーシャルディスタンスは本当に必要?有用?
- 必要だし有用。
- しゃべらなければ感染リスクは低いが、マスクを外して話す場合は離れれば離れるほどよい。
- 距離を確保できないときはマスクをして、声のトーンを落とす。
- アクリル板があると聞こえにくい時がある。聞こえにくくて聞き直すときに申し訳ない気持ちになる。
- アクリル板があって声が聞こえにくい場合は、最初に聞こえにくい、どこそこにいるからと受付に言っておけば声をかけてくれる。
- できると思うと何も手伝ってくれないのでその時だけ「できない人」になるという工夫もある。
- 必要な距離は2m~1.8m。データ上では飛沫は2m以上飛ばないと言われている。
- 前より隣にいる人の方が5倍の飛沫が飛ぶと実験結果があった。隣同士で座って横を向いて話す場合、マスクなし会話をする場合、正面にいる人を1とすると隣にいる人は5倍、斜め前の人は4分の1という結果だった。ななめも危険
- スポーツ用マスク→普通のマスクより楽。
- スポーツ時は手作りマスクを着用。Tシャツ生地で飛沫防止(のれんみたいな感じ)。呼吸は楽。
- ジョギングはそばに人がいなければマスクはしなくてよい。
- 伴走の人がいる場合はマスクが必要。距離は1mと言われているが走っていると50㎝になることも。
- 伴走はひもでなく棒(伸び縮みする)だと距離が保てる。
- 距離を保つためにかさも使える。
- 白杖で距離を保つ場合はグリップを先導者に持ってもらって移動することも。
- 声掛けが減ったのは警戒されているからか。→地域によって違う。コロナだけが原因ではないのではないか。
- 距離を保つ、並び方がわからなくて難しい。
- 歯医者では口を開けているから危険だと思う。医師がフェイスシールドをしているから声が聞き取りにくい。一方で助手は手引きをしてくれるので前とかわからないこともある。
- 一番危険なのは食べるときだと思う。食事でマスクを外したときは横を向いて話すようにする。食事の合間はマスクをする。
- 食事用マスクと外出用の2種類準備する。
- 飲食店では飲食時以外マスクを着用するルールがある。
- 外食するときは以前ほどお店で長居しないようになった。
- 店内では広い場所で換気をし、ジグザグに座って距離をとり、食事が届いたら一切話さない!20分くらいで集中して食べ、その後マスクをして会話を楽しむ。
- LIVEの対策は人数制限、換気、アルコール消毒、検温、マスク、席の間隔をあける。
- 家族との食事はノーガードになるが、ヘルパーさんとはななめ座り。
- 映画は話さないから安心、安全。
Q8. 抗菌加工の効果は?
- してないよりマシだと思うが絶対安心とは言えない。
視野検査などあご台に消毒はしているのか?
→眼科では一人ずつアルコールで消毒している。患者の目の前でふかないとわからないのではないかと言われることもあるが直前にふくとアルコールが乾くのを待つことになり患者さんをお待たせすることになるので検査の合間にやることになる。
Q9. アルコール消毒の正しい使い方は?
- プッシュ式ボトルは下までしっかりプッシュし、液体が多いような気がするが手のひらをこねこねこすり合わせたら手の甲をまんべんなく→指また→指を1本ずつ→おろそかになりがちな手首→親指までまんべんなくこする。
乾くまで(液がなくなるまで)こねこねすれば消毒完了。 - 目に見える汚れがあるときは流水で手洗いしたほうがよいが、そうでない場合はアルコール消毒のみでOK。
- 流水とアルコールはどちらか一方でOK。両方してもよいが手荒れの原因になり、手荒れや傷から感染しやすくなる。
- エアタオルが使用中止になっているのは?→飛散、水がたまるのがよくないので使用中止になっている。
Q10. 体温測定は普段からしていた方がよいか?
- 好ましい。
無症状でも感染していることがあるので体調管理になる。
検温は忘れてしまってもよいけど、体温が低い人は抵抗力が弱いと言える。寝不足、不規則な食事、悩みがあると抵抗力が弱くなる可能性がある。
免疫 NK細胞の活性化の条件はストレス、運動、バランスのよい食事、睡眠、体を冷やさないこと。笑いや乳酸菌もよいと言われている。
Q11. 外したマスクの保管法は?二度づけOK?
- 外したマスクはつけない方が良い。
外したマスクは手に当たるところにおかない。フックなどに引っかけておく。
表側が汚れているので表側をさわったら手を洗い、消毒を。
外出先でマスクをポケットに入れるのは?→ポケットの中が汚れるのでビニール袋やカバーに入れるほうがよい。
Q12. PCR検査は受けられるのか?
- 今は医療機関で受けられるようになっている。
クリニックの判断によるが自己都合の場合は自費になる。
唾液の検査もある。
Q13. COCOAは登録した方がいいの?本当にわかるの?
- 登録していると感染者が出たときに保健所の対応がスムースになる。
ただし、感染者本人が保健所から発行された感染番号の登録をする必要があり、登録しないと意味がない。登録いない人もいる。 - iPhoneはIOS13.1以上でないと使えない。
- 登録者数が少ないとアプリの効果が出ない。