世界初!3つの新しいレーザ網膜投影機器による視覚支援と眼疾患スクリーニング
レーザ網膜投影は、超小型レーザプロジェクタを眼の前に置き、弱く細くしたRGBレーザ光を瞳から網膜に届けてデジタル映像を走査する技術です。近視・遠視・乱視、(軽度の)角膜混濁や白内障など、前眼部に疾患がある場合でもピントの合った映像を見ることができます。さらに、中心部分の視力が失われていても、網膜周辺に拡大した映像を投影することによって、見え方の改善がみられる場合があります。これらの効果によって、見え方に不自由を抱える方々に「くっきり、明るく、広がりのある」見え方を提供することができます。
当社は様々な使用シーンを想定した3つの新しいレーザ網膜投影機器を製品化しました:
・ON HAND:片手に持って見たいものを見るときに使えるデジタル単眼鏡で、公共空間で来館者が使用したり、また、資料を読み、文字を書くなどの学習・就労支援を想定しています。
・NEOVIEWER:デジタルカメラのビューファインダーです。ロービジョン者が、写真を撮る楽しみを得て、屋外の行動の範囲を拡張し、新しい世界を発見できる機器です。
・MEOCHECK:2分程度の短時間で、自分自身で簡単に眼の見え方(主に視野)を知ることができます。事業所や家庭や商業施設等において、眼の状態を簡単にチェックすることで、緑内障をはじめとする自覚症状の乏しい眼疾患の早期に発見につながり、眼の健康寿命を延ばします。
審査員コメント
網膜にレ-ザ-をあてることで映像を見ることができれば、視覚に障害のある方にとっては画期的なことだと思いますので、ぜひ実用化して広く紹介していただきたい。 |
プロフィール
株式会社QDレーザ
株式会社QD レーザは、世界に先駆けて製品化したレーザ網膜投影技術を
① 見えづらいを「見える」に変える
②「見える」の健康寿命を延ばす
③「見える」の世界を拡張する
という 3 つの領域で活用する取り組みを進めています。
株式会社QDレーザは2021年2月5日、東証マザーズに上場しました。