音声コードを活用した情報バリアフリー
音声コードUni-Voiceを使い読む事が苦手の全ての人の情報保証を実現します。2次元バーコードUni-Voiceと専用アプリを使ってスマートフォン・タブレットや携帯電話に読ませることによって見えない・見えにくい・読めないを克服することが可能になります。
活字が印刷される資料などには必ず音声コードが入っていてくれさえいればもう困ることは無くなるかと考えます。読むバリアフリーを実現させるための大きな近道ではないでしょうか。
公文書には義務化し民間企業にも努力義務を目標に全ての書類に音声コードが付いてくれると、視覚障害があっても職場で困ることが減らせるのではないかと思います。
見える方は見た方が効率的です。見えない・見えにくい方に見ることを前提とした情報を提供するのは問題外です。
Uni-Voiceコードを印刷するのも手間がかからず簡単です。
会社だけでなく世の中に音声コードがあふれるようになれば今以上に視覚障害者などの文字を読みにくい方々が情報に気軽に接せるようになると良いなと考えております。
審査員コメント
チャレンジドが活躍するには、最高の、最新のICTが必要だということを実感していますが、重要なのは「どう使うか」ということです。井上さんの「活字が印刷される資料は必ず音声コードを入れる」というご提案は、誰でもがカメラ付きのスマホなどを持つ時代にあって、時期を得たものと思います。このアイデアがオールジャパンで取り組まれるよう、私も努力したいと思います。 |
プロフィール
井上直也
公益社団法人 東京都盲人福祉協会 青年部 理事/
認定NPO法人タートル/片目失明者友の会/パソコンボランティア青梅
高校卒業後企業で8年間営業職を務め、4年間飲食店勤務。
2014年に両目とも網膜剥離の診断を受け、右目は失明していた事が判る。現在は全盲。
2016年に視覚障害者向けのiOSのプライベートレッスンを開始。同年MDSiサポートを開業。
現在はiOSを用いたデジタルロウビジョンケアを行っている。