文字が見えるけれど読めないという高次脳機能障害を失読症と言います。そして軽度の失読症のことを難読症と言います。しかし、これに限らず、様々な理由で文字が読みづらいという状態を広く意味して難読症と呼ぶことがあります。近年しばしば使われるのは発達障害に伴うもので、視力は正常範囲なのにもかかわらず、読書が苦手な場合です。眼球運動に異常があっても読書が苦手になりますが、原因を特定することが難しいこともしばしばです。

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