ロービジョンの集い

1. 自立について

  • これからの生活・就職に不安があり、まだ見えるのに落ち込む。
    →情報を知ることで見えなくてもできることがあるとわかる。視覚障害者の集まりに参加することが大切。
    →情報は知恵として活用するとよい。社会資源も大いに活用する。
  • 一般的にお母さんは視覚障害のある子供の世話をし過ぎることがあるが、子供が自分でできるように教育・支援するべき。子供は自分でできると思うことが自信になる。
  • 親が関われば関わるほど子供はできないことが多くなると思ったほうが良い。
  • 何事もまだ見えている間にやり始めると良い。
  • 進路・就職の決め手は本人が何をしたいかである。
    →例えば、鍼灸の免許を取得して開業しても客が少なく、企業や他院へ転職することもあるが職場が変わっても治療したいという気持ちがあるかどうかが重要。
  • 親が晴眼者、子供が視覚障害者であっても、仕事の面白さや厳しさは同じ。
    →家族で話し合って両親が仕事の面白さを子供に伝えることで子供は自分で考えて進路を選択できるようになる。
  • 視覚障害者は都会に住むべき。
    →交通網が発達していて活動しやすく、駅、デパート、スーパーではガイドしてくれるので買い物も便利。無人駅であっても事前に連絡しておけばガイドしてくれる。

2. 人生をより楽しく、生活を充実したものにするための工夫やコツ

  • 何かを始めるのに年齢は関係ない。
    →今の生活を楽にしたいと思えばいくらでも方法はある。自立訓練受講者の4分の1は65歳以上。
  • 見えなくてもできることがたくさんある!
    見えなくなってできないと思っていることがあってもあきらめず、社会資源に何があるか調べる。
  • パソコンを使うことで趣味ができることに気づき、意欲が出た。
  • 家の中の照明はLEDライトが省エネ、調光がついていて便利。
    →人感センサーも消し忘れがなくなる。
  • 冷蔵庫の中身がわからなくなるので、必ず自分で入れるようにしている。
  • 化粧は拡大読書器を使っている。
  • お料理はIHに変えて安心。
    →三菱電機では、自宅まで来てくれて説明・セッティングをしてくれるサービスあり(現在は近畿圏のみ)。

3. 仕事を選ぶポイント、継続するコツについて

  • 元の仕事には戻れず、子供の看病もあるので作業所を選択した。
    →視覚障害者は自分ひとりだが、できることをやっている。自分のペースで仕事ができてよい。
  • 仕事に関する相談はHOT POTの会、神戸アイライト協会主催のライトサロン、京都ライトハウス主催の仕事サロンでも可能。
  • パソコンができるかどうかで就職できるかどうか明暗が分かれることがある。特に開業する場合はパソコンによる事務処理も行う必要がある。
  • コミュニケーションのコツは聞き上手になること。また、会話のネタとして、新聞一面の記事を押さえておくようにする。
  • 就職では一緒に働いていて楽しい人が選ばれる印象がある。

4. 単独歩行、同行援護について

  • 夜は見えにくいので出歩かない。
    →同行援護というサービスがあるので外出可能。夜は23時までの事業所が多い。市役所福祉課に行って書類をもらい申請する。
  • 事業所は使ってみないとわからないので最初にいろんなガイドさんに来てもらい、気に入った人を指名するのがコツだが指名できない事業所もある。
    →事業所を複数登録することも可能。
  • 家族であっても同居していなければ、登録されている家族や友人をガイドとして利用することもできる。
    →家族や友人に無料でガイドしてもらうよりもお互いに割り切れて良い。
  • 同行援護のガイドさんの中にはレベルにばらつきがある。
    →通常は5日間の講習を受けることになっているが、バス・電車の実習をせずに従事している人がいるので事業所に聞いてチェックすると良い。
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