第124回「仕事や家族のことを考える集い」

1. 運転について

  • 事故を起こしたことがきっかけで眼科へ行き、病気(視野狭窄)が分かった。運転を続けてもよいか?車はサポートカーに乗っている。
  • ・視野狭窄があっても運転は可能。ただし、視野狭窄の程度によっては運転をやめたほうがいい可能性もあるので、運転外来を受診して自分の見え方、運転時に必要な注意点を知るのもよい。
    運転外来は神戸アイセンター病院と東京の西葛西・井上眼科病院で受診できる。
    神戸アイセンター病院
    神戸アイセンター病院
  • 西葛西・井上眼科病院
    西葛西・井上眼科病院

  • ・目の病気の確定診断を受けている場合、交通事故を起こした際に保険金がおりないことがある。
  • ・運転はできたとしても、危険であることに変わりはない。自分の見え方と運転のメリット・デメリットを考慮して運転を継続するかやめるか判断する必要がある。

2. 遮光眼鏡について

  • ・まぶしさを感じるようであれば有効。
  • ・身体障害者手帳があれば、補装具として購入可能。市町村によって、複数
     購入できる場合があるので確認を。
  • ・遮光眼鏡の色は、好きな色で選ぶのではなく、自分が楽な見やすい色(波長)を選ぶように。
  • ・屋外用を選ぶときは、実際に天気の良い日に外で試すようにするとよい。
  • ・度付き眼鏡の場合、視力が変わって使用中の眼鏡が使えなくなった場合は買い替えができる場合があるのでお住いの市町村に確認を。

3. 生命保険について

  • ・目の病気があっても入れる保険はある。保険会社によって、内容や条件が異なるので保険会社に確認を。
  • ・生命保険だけでなく、ぶつかって物を壊したり、白杖がひっかかってけがをさせてしまった場合などに適用される損害賠償保険もある。

4. 暗い場所での仕事について

  • 現在は強力なヘッドライトをつけている。
  • ・ヘッドライト以外に暗所視支援眼鏡MW10がある。
  • 暗所視支援眼鏡MW10

    メーカー希望小売価格:434,500円(税込)/395,000円(税別)
    サブスクサービス価格(1か月あたり):一般7,480円(税込) 学割6,480円(税込)
    暗い場所で明るく、カラーで見ることができるほか、拡大や縮小もできる。

5. 遺伝カウンセリングについて

  • ・神戸アイセンター病院では遺伝子診断、遺伝カウンセリングを行っている。
  • 遺伝子診断、遺伝カウンセリング

  • ・遺伝子性疾患について家族でカウンセリング(説明)を聞いて、病気を理解するきっかけになる場合もあるが、逆効果になる場合もあるので医師・遺伝カウンセラーに相談を。

6. 音声パソコンについて

  • ・高知システム開発のPCトーカーは画面をすべて読んでくれる。
  • 高知システム開発

  • ・パソコン操作はタッチタイピングに慣れるまでむずかしい。
  • ・無料ソフトとしてNVDAがある。
  • NVDA

  • ・少し見える方でも、見るばかりだと疲れるので目を休ませるあるいは見ることを補助するために音声パソコンを使っている。

7. iPhoneの使い方について

  • ・井上直也さんが電話で有料講習を行っている。電話:090-8776-0387
    ・NEXT VISION主催iPhone・iPad活用ラウンジで情報収集を。
  • iPhone・iPad活用ラウンジ

8. 便利なもの

  • ・スマートホンの読み上げ機能(ボイスオーバー、トークバック)
  • ・チャットGPT。無料版は間違いもあるが有料版(月額20ドル)はほぼ間違いがない。聞き方がポイントかも。

9. 就労相談について

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