大阪開催「見えない、見えにくい子供さんを持つ親の集い」

1. 盲学校・支援学校について

  • 幼稚部、小学部、中学部、高等部、専修部(高卒者対象の理療科等)がある。
  • 高等部の人が専修部の社会人と接する機会もあり、食事に行くなど交流でき、いろいろな話(経験談)を聞ける点が良い。
  • 普通校ではできないと思っていたことが、盲学校に行くと「できること」に変化し、自分より見えない子、年少の子供の面倒をみることができた。
  • 生徒会の役員をしたり、積極的に物事に取り組めるようになった。
  • 人間らしい生活ができるようになったと感じる。
  • 高校から転校したが、卒業旅行や飲み会など楽しい経験をしている。
  • 親の方が盲学校に抵抗があったが、子供と学校見学に行った時に子供にはこの環境が必要だと感じ、子供も行きたいと言ったので編入した。学校見学の帰りにいい先生に出会えたと親子でうれしくなった。
  • 普通校に通っていた時、子供は毎日が地獄だと言っていたが今は毎日楽しく通学しているので安心している。
  • 盲学校のことを知らなかった時は、今がんばればいい、普通に過ごせると考えていたが盲学校を知ってそうではないことが分かった。
  • 普通校と比べると盲学校では子供たちのスタートラインが一緒。当り前の権利があると感じた。
  • 盲学校では学校が就職活動でハローワークに連れて行ってくれる。
  • 就職のことまで考えると支援学校にしてよかったと思う。
  • 前回、集いに参加して他の親御さんの入学してよかったという意見が参考になった。支援学校(盲学校)に編入の動機となった。

2. 障害について

  • 行政が障害を「更生」するという言い方が気になる。障害は個性であり、変えなくてはいけないものではない。障害に引け目を感じる必要はないのではないか。
  • 自分の言いたいことをきちんと主張できるようになりたい。
  • 障害を普通に受け入れる社会になってほしい。
  • 障害を認めたくないという思いがあった。
  • 悩みも多いが、親の人生ではなく子供の人生だと思うようにした。

3. 就職について

  • 就職時は企業見学をしたり、先輩の話を聞くなど情報収集が重要。
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