1. ロービジョンルーム
- 拡大読書器、ルーペ、遮光眼鏡、キッチングッズ、白杖、音声読書器などが常時展示されている。
2. 相談事業について
- 電話、訪問、メールなどで対応している。
- 平成15年度は1,900件あった。
- 障害者手帳を持っていない人も相談可能。
- 相談内容は用具、拡大読書器、ルーペ、パソコン、日常生活、年金、手帳申請、就労など多岐にわたる。
3. 歩行訓練(訪問指導)
- 昨年より常勤専任として神戸市内の在勤、在住、在学者を対象に訪問指導を行っている。
※ご注意:訪問指導は神戸市のみ。 - 昨年度の実績は46名のべ183回。
- 訓練は自宅の周辺移動、買い物、通勤、通学、通院、電車やバスの乗降、日常生活など。
- 契約市町村は伊丹市、龍野市、赤穂市、宍粟市。
- 作業所等では本人だけでなくスタッフも安全に移動できるよう指導する。
- 就職活動の支援(ハローワーク、会社内)
- 訓練は1回1〜1.5時間、数回から5・6回実施。必要に応じて訓練を行うため多い場合は10回以上行うこともある。
- 人やものにぶつからないための訓練もある。
→白杖を持っているだけで避けてもらえる。 - 危険な場所(階段、ホームと電車の間)の確認を行う訓練あり。
- 来所相談は無料。
- 歩行訓練は有料。訓練で電車・バスに乗る場合は交通費負担が必要。
4. 音声パソコン、iPad相談
- 来所、電話、訪問による相談。
- 相談料は無料。
- レッスンを受けないと使えないわけではないが、まずは相談を。
5. イベント開催
- パソコン講習会
- 同行援護講習会
- 神戸ライトサロン
- 相談会
- 機器展示
- 相談会
- シンポジウム
- アイライトフェア
- 映画鑑賞会
……など。
※ご注意:ホームページで情報を公開している。また、希望者にはメールにて情報配信を行っている。
神戸アイライト協会
(新しいタブで開きます)
6. 白杖について
- 選び方
→100種類以上あるので歩行訓練士に相談して自分にあった白杖を選ぶように。 - ぶつかることが多い
→杖の使い方が悪い場合があるので使い方の訓練を受けるとよい。 - 白杖を持っているだけで見えにくいことを周囲に知らせることができる
→避けてもらえる。道路交通法でも見えない、見えにくい人の白杖の携行が規定されている。 - 白杖で安全確認、段差確認、位置確認が可能。
- 路面の状況や環境を知ることもできる。
- 白杖訓練を受けたらずっと白杖を使わなくてはいけないと考える必要はなく、必要な場面(知らない場所や人が多い繁華街など)で、使用すればよい。
- 雨傘や日傘で代用することは可能だが、その場合は人やものにひっかけないように注意する(相手には目が見えにくいことがわからないため誤解される可能性がある)。
- 白杖の使い方は、今すぐでなくてもよいが知っていて損をすることはない!
- 鈴のついている白杖
→全盲の人同士だと相手がわからないので音の目印になる。 - 歩くスピードが速くなると人や物をよけきれずぶつかったり、けがをする可能性が高くなる。
→ゆっくり歩くだけでぶつからなくなった。また、ぶつかっても痛くない。 - 白杖はお守りとして持つだけでもよく、人によって使い分ければよい。