
アイデア内容
ユニバーサルなジオツーリズムとは、障害者や高齢者など移動やレクリエーションに不自由さを感じる方に向け、プランナー・コーディネータ・介助者が事前に危険箇所を調査・検証し、ジオ的観光スポットの中から見学可能なビューポイントを抽出して実施する観光計画とサービスの一連の仕組みです。視覚障害者には、触察できる岩石や地形模型・立体地図、気象の体感、音声や聴覚教材を用いた学び、ジオカヌー等の体験機会を提供。業態化と雇用促進には、地球科学の専門教育と視覚障害者専業ジオガイド養成、さらにユニバーサルツーリズムセンターの機能強化が重要です。
進捗の状況
本サービスを業態として確立し障害者雇用を促進するため、視覚障害者への地球科学の専門教育と、視覚障害者専業ジオガイドの養成に取り組んでいます。現在、公立公民館での講演活動と、講演資料を音声対応PDFに再編集し、LINEを通じて視覚障害者コミュニティへ共有する普及・啓発を実施。2024年9月から2025年11月にかけ計31作を展開し、「第四紀地形・地質と自然災害リスク」をテーマに姫路市的形町で実践した。今後はジオツーリズムと災害・防災教育を結び、地形・地質とハザード、避難行動や減災の視点を取り入れた視覚障害者対応ツーリングの構築を目指します。
プロフィール
毛利 元紀
兵庫県出身。地域資源系の公立大学院修士課程の修了者。専門分野は地域地質学(とくに姫路地域の白亜紀火山岩類)。趣味は映画鑑賞、まち歩き、銭湯など。
