①衣替え・収納のコツ
洋服を買うときに上下コーディネイトしてもらって(シーズン毎に3~4パターン)着回している。
コーディネイトの工夫として、白または黒+がらものを組み合わせるようにしている。
ものをたくさん持たないようにしている。
昔の服(頭にイメージがある)は記憶に頼ってコーディネイトしている。
衣替えはしない。全部収納している。
着ないものは捨てるようにしている。服は数が少ないほうがよい。たくさんあるとわからなくなる。
音声で読み上げるタグもあるがタグつけやスマホアプリの立ち上げが面倒。
タグはDVD整理に使ったことがあるがそれも面倒。
コネクトドットのものタグは洗濯可能。
タッチペンもある。
ナビレンスはパーソナルタグがあり、無料で使用できる。
②便利アプリ
Be My Eyes
困った時に助けてもらえる。
例えば、薬を教えてもらう。冷凍食品などの調理法を教えてもらう。道に迷ったときに道を教えてもらう(現在地の確認)。家族が不在の時など目を借りるなど。
文字起こしばりぐっどくん(LINE)
メッセージに写真をつけて送るとすぐにテキストになってもどってくる。
SeeingAI
文書の読み上げ、色読み上げなど。無料。
Envision
文書の読み上げ、色はあまり正確でない。有料。
サリバン+
文書の読み上げ、色の識別。無料。
OCR
文書の読み上げ。有料と無料がある。
③スマホについて
・iPhoneはボイスオーバーで使っている。見えない、わからないことはSiriに聞けばよい。
白黒反転機能を使って見ている。
ホームボタンがない機種でもちゃんと使える。
Twitterをはじめてから視覚障害者とつながって情報を得られた。
プロフィールに視覚障害と書いておくと横のつながりが広がっていく。
RPと書いておくとフォローしてくれる。
悩んだ時にツイートするとくだらないことにも答えてくれる人がいる。
例えば、歯磨き粉をつけるときに見えない→洗った指に歯磨き粉をのせてからから歯ブラシにつけると教えてもらった。なるほどと思った。ツイッターでは気軽に自分の気持ちをはき出せる。
④NEXT VISIONが行っているテクノロジー支援について
NEXT VISONが行っているサービスで、2022年3月まで。無料。1回約30分。
電話またはZoomでiPhoneやiPadなどの使い方、アプリのダウンロードの仕方、入力の仕方などその方がしたいこと、わからないことを視覚に障害のある講師が個別指導する。
⑤音声図書について
点字図書館で申込みすれば利用可能。身体障害者手帳がなくても申し込めるのでまずは相談を。
サピエ図書館では書籍をダウンロードできて便利。
テキストデイジーでは読み上げが機械の合成音なので聞きづらくて苦手。
シネマデイジーでは映画を楽しめる。
⑥映画館で映画を楽しむには?
UDキャスト、ハロームービーというアプリを使って映画館でも副音声ガイドを聴きながらで映画を楽しむことができる。
アプリを使えばテレビでも同様に映画を楽しめる。
⑦スマートスピーカーについて
アレクサはAmazonで買い物ができる。音楽をきいている。タイマーとしても活用。
Googleではタイマー、天気を聞く、旅行先の天気を聞く、ラジオ、ニュースを聞く。
LINEのスマートスピーカーはLINE通話、メッセージのやり取りができる。
価格は3000円くらいから数万円までいろいろあるので用途に応じて選べばよい。
家電製品として量販店やオンラインショップで購入できる。
アイ・コラボレーション神戸では接続セッティングなど支援をしてくれる。
https://ickobe.jp/
⑧オンラインの活用
Zoomでのおしゃべり会など各種イベントに参加している。いろいろな会があるのでまずは参加してみるとよい。情報を得られるだけでなく、友達ができて楽しい。
⑨難聴について
目が見えにくいだけでなく、耳も聞こえにくいので家に引きこもってしまう。
→まずは一歩踏み出すために支援機関があるので相談を。
神戸盲ろう者友の会 http://hyogo-db.com/
補助具(補聴器)は聞こえにくくて高いので使えない。
→テレビの音を近くで聞きやすくするスピーカー(15,000円くらい)がある。
2FのTVの音を3Fで聞けて便利。
⑩キッチングッズについて
水色クリップ
水の量を計ってくれるだけでなく、色を読み上げてくれて正確。
さじ加減
調味料を入れて軽量するボトルだが、水をはかるのにも使える。
白黒まな板
食材の色によって使い分けている。
キッチンスケール
重さを量るだけでなく、水を計量することもできる。
ダイソーの防災用カレーは冷たいままで食べられて5年もつので非常食としてだけでなく保存食としても便利。