1. 仕事について
- パソコンを使っている限り見えている人と同等に仕事ができると思う。
→特に事務職ではパソコンは必須。音声パソコンやiPadも有用である。 - パソコンは全く見えなくても使える。
- 情報を知ることが重要。
→社会資源の活用、同行援護やガイドの利用など仕事だけでなく普段の生活も安心・便利になる。旅行も可能。 - 販売業で足元が見えにくい。
→眼だけでなく、できるだけ首を振るようにするとよい。 - 接客業で動きがあるので転職を考えている。
→その気があるなら、早く準備をしたほうが良い。仕事を続けながらトレーニングする方法もあるのできちんと調べてから。すぐに退職しないほうがいい。 - パソコンで眼が疲れやすい。
→遮光眼鏡で軽減できる。 - パソコンは早めに始めて慣れておいたほうがいい。
- 神戸視力障害センターは医師の診断書で申請すれば受講可能。要受給者証(管轄は厚生労働省)。
- 作業所での仕事も可能。
- 見えていてもスクリーンリーダー(音声)を使うと良い。見る・聞く併用は推奨。
2. 家事について
- 料理
→見えている間にトレーニングしておけば見えなくなっても料理はできる。
→可能であればIHにすると安全。
3. 白杖について
- 眼が見えにくいことは何も言わなければ周囲の人にわかりにくい。白杖はシンボルになる。
- 使わなくても持っているだけでもいざという時に安心。
4. 再生医療について
- 臨床研究の対象疾患は加齢黄斑変性のみ。
- 遺伝子治療や細胞移植による再生医療を知って、病気に向き合い、ゆっくり待とうと思った。
- 見えないけど何でもできる。見えなくなると何もできなくなる、というわけではない。
5. 医師との上手なつき合い方について
- 忙しいのがわかっているので質問しづらい。
→今度、時間をとってくださいと事前にお願いしておけば先生も準備してくれる。
→予約の順番を後ろのほうにしてもらうと話しやすくなる。 - 大学病院の教授は忙しいので、その下の先生だと比較的話しやすい。