目が見えても見えなくても 美味しいパンを
作って食べれば 幸せになれるパン屋さん

 パン作りに必要なのはアイデアと食べやすさ、そして食べた人が幸せになれるかどうかだと思っています。私はパンが大好きです。パンはとても美味しくて食べているとき、心が満たされています。だれにでも食べやすく食べた人が幸せになれるパンを販売できるパン屋さんがいいなと思いました。見えづらい方の体験からだれにでも食べやすいパンのアイデアを考えてもらいます。例えば、串に丸いパンをお団子のようにさしたかわいいパンで串も食べれらるような工夫や、カップに入ってこぼれにくいパン、千切れ目のある食べやすいパンなど。商品やレシートにはQRコードで美味しい食べ方や賞味期限などの情報を載せます。視覚障害者の方がパンを作り、それを色々な方が買うことでお互いの悩みが解決できて、食べて幸せを分かちあうことができます。みんなが喜んで心満たされるようになればいいなと思いました。食べた人が幸せになれるパンを販売できるパン屋さんがいいなと思いました。

審査員コメント

 計量カップ、ラスク製の串でお団子パン、など具体的でキュートなアイデアが豊富でした。手で食べられるパンという料理は視覚障害者にもファンが多いと思います。

プロフィール

 

西垣 吏胡
東京医薬看護専門学校 視能訓練士科の学生です。ゼミでロービジョンを専攻し、見えない人の気持ちや、実際の声を伺う機会を頂けました。そのような声を無駄にせず、見えない方が理想とする生活ができるようなサポートを一緒にできる視能訓練士になりたいです。

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