人とはちがい、特殊な見えかたになってしまう。
そんな障害も珍しくありません。
著名なハリウッドスターのなかに、文字が読めないという人がいます(あの、超有名な方です)。台本が読めないため、セリフを覚えるためには録音テープなどを駆使し、並々ならぬ努力をしてきたそうです。でも、日常生活は普通に過ごせており、学校などで教育を受けていたはずなのに、文字が読めないってどういうことなのでしょうか。
実は、見えているのにその画像が脳に映らない、という脳の障害があります。先述で紹介したハリウッドスターもそのひとり。読み書き障害という疾患では、文字や図形といった特定のものを脳のなかで意味に変換できない人がいるのです。また、特定の色だけ見えないといった、色覚障害のある人もいます。
見る、ということは目だけの力ではなく、それを最終的に認識する脳の力もとても重要なんですね。脳に特性がある人のなかには、なかなかそれを周囲から理解してもらえず、特殊な不便さを抱えて生活している人も少なくありません。
日本ではまだまだ知られていない視覚障害と認識障害ですが、共通して言える本質は、視覚情報を適切な脳内の情報へと変換できないことにあります。以下のサイトではとても有効な情報ケアが紹介されていますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。