1.スマートスピーカーの種類
- 現在、日本で発売されているスマートスピーカー(音声アシスタント)はGoogle、Amazon、Lineの3種類。スマートフォンのSiriなども音声で使用できる。
- Amazonからはエコードットやディスプレイ付などがでおり、値段は6,000円くらいから。各部屋に設置するコンセプトでバッテリーなし。
- LINEからはフレンズ・フレンズミニなどが発売されており、値段は5,000円くらいから。すべてバッテリー付き。別売りのフレンズドックに置くと直接充電可。
- Google対応としては、JBL製バッテリー(10時間)付き、水対応(30分水につけても大丈夫)があり、値段は約2万円。SONYやパナソニックなど多くのメーカー製が販売されており、値段は6,000円くらいから。メーカー、サイズにより音質の違いがある。
2. スマートスピーカーの特長
- 体が不自由であっても声だけで操作できる。
- 日本での普及率は約6%。
- スマートスピーカーはマニュアル不要。スマートフォンを使いこなすには練習が必要。マスターするのに時間がかかることもある。
- スピーカーと言いながら聞き取るマイクがポイントで話したことを日々学習していて解析している。
- 自動で解析しているものもあるが、人が聞いてデータベースを作っている場合もあり、日々バージョンアップしている。
3. スマートスピーカーの使い方
- 勝手に会話を聞かれることはない。
- スイッチ又はウェイクワードで「聞いて欲しい」とサインを出す。
- ボリュームはスイッチでも操作できるが声でもOK
- 「教えてください」「教えて」と言葉を発するとスピーカーが指示を聞き取ってくれる。
- Googleは関西弁にも対応している。
- スマートスピーカーは普通のスピーカーと比較すると複数のスピーカーが搭載されている機種もあり耳がよい。ただし、聞く能力はスピーカーによって違う。
- 最近はディスプレイつきのスピーカーが増えている。
- LINEのスピーカーではLINE通話、メッセージの送信ができる。操作が不要なので小さな子供でも声だけで通話できる。
- スキルを追加することができる。
- Amazon対応のスキルは2500以上ある。
- 選択肢が階層になっている場合 直接命令が便利。
- 車にも導入されるようになり、手がはなせない見ることもできない運転中など便利。見なくてよいので運転に集中できる。
- 調べごとができる。
- 最近は対話型になってきている。
- アラームについては鳴ったときにウェイクワードなしで止められる。
- 童話を読み聞かせしてくれる。
- ピカチュウと話せる機種もある。(対話型)
- 計算、サイコロ、コイン投げ。
- 動物の声、自然の音なども聞ける。
- リマインド機能あり。
- 買いものリストの登録ができる。
- 家電と接続して、電化製品を操作できる。家電コントローラー、リモコンのある家電だけでなく、専用の装置を使えばさまざまな家電と接続可能。
- Wifiコンセント、赤外線コンセントを利用すればスイッチのオンオフが可能。
- スマート家電リモコンは登録されているので選ぶだけで簡単。
- テレビを操作するにはクロムキャストが必要。
- Amazon FiRe TVは自動再生はできないが2か所をつないで電話のように使える。買い物、書籍を音声で読んでくれる。
- スマートスピーカーが2つある場合は近いほうのスピーカーが反応する。
4.スマートスピーカーの設置
- アイコラボレーション神戸はスキル開発なども行っているが、設置・設定のお手伝いをしてくれる。
- 購入は家電販売店かネットで可能。アイコラボレーション神戸で代行購入も可能。
- 設定にはご本人のスマホまたはタブレット、アカウントが必要。
- ランニングコストは電気代とWiFi使用料のみ。
- 有料アプリを使わなければアプリは無料。
- 充電量を教えてくれる機能あり。
5.スマートスピーカーがなくてもスマホで便利なアプリがある
- パソコン・スマホでもスマートスピーカーとして使えるアプリがある。
- 視覚障害者はiPhoneが使いやすいと言われている。
- スマホでは、メニューを読み上げるアプリがある。
- UDキャストというアプリを使用すれば音声ガイド付きで映画が楽しめる。
- Be My Eyesというアプリは登録されている視覚障害者と支援者をアプリがつなぎ、声による支援を受けられる。