【就労事例部門】入選 八巻 真哉

チームワーク、テクノロジーが生み出したスーパースペシャリスト

 私は、外資系IT巨大企業の世界初の正社員。知識は素人から温かい仲間とともに、プロフェッショナルの力をまとい、人間性は仲間とともにはぐくみ、重度の視覚障害であっても仲間と未来のテクノロジーで働き方だけでなく、生き方までも作った物語。世界中の社員に向けてコミュニケーションを作り、自らの障害特性を理解していただくだけでなく、それが価値でもあり、楽しいことであることを伝えた。10年近くの年月は経ち、いつしか人の力は世界に広がり、世界のスタンダードとなる、仲間とともに、スクリーンリーダーを作り上げる。そして、多くの人が利用しているありふれたスマートフォンにスクリーンリーダーを導入し、アルティメットイノベーションを実現する所属会社で使うスマートフォンは同じ企画とし、どこの国のオフィスに行っても視覚障害は過去のものとなった。全世界で展開する直営店でも、製品の在庫管理、正確な決済、チームへのサポート依頼、法人のお客様との連携、お客様の懸念までも、スクリーンリーダーさえあればほとんどが解決する。テクノロジーの進化だけでなく、何より人の力が生み出した。働き方生き方だと感じている。テクノロジーの最前線にいる立場が、人との思いが、障害特性にかかわらず、人の可能性を解放させると信じて止まない。いただいたハッピーを世界に感謝とともに広げたいと思っている。

審査員コメント

 「障害特性にかかわらず、人の可能性を解放させると信じて止まない」という言葉が印象的でした。
 しかも、アイデアと行動力で世界にハッピーを広げた功績は大きいと思います。これからも大きな夢の実現に頑張ってほしいと心から思いました。

プロフィール

八巻 真哉
東北大学医学系研究科医学部在学中網膜症と知り、大学院への進学はおろか、働き、生計を担うだけの力は全く失う。
一時期、引きこもり生活になり、国立西多賀病院、社会福祉法人ありのまま舎で自立、たくさんのサポーターとともに生きていることを知り、神経変性、難病とともに生きる方と共に生活し、この2024年未来の世界を夢見た。ニュートンと言う科学雑誌が描く未来が人々を救うと夢を見る。

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