【アイデア部門】入選 村上 友香

喋る自動販売機

 医療従事者として夏はとくに冬でも熱中症だったり脱水に着目してアイディアをあげさせていただきます。
 街中で水分補給をしたい時にスーパーが周りになかったりコンビニがないこともあると思います。
 その中で喋る自動販売機があったらいいなと思いました。
 例えば、スッキリしたものが飲みたいと言った際に飲み物を提案してくれたりお金を入れた時にお釣りが出ますなどいってくれたりすると視覚障がい者の方も購入しやすいのではと思いました。
 あとはボタンに触れた際にボタンが冷たかったら冷たい飲み物、すこしあたたかかったらあたたかい飲み物など手に触れて感じられる自動販売機があれば過ごしやすいのではないかと思いました。

審査員コメント

 「自販機でジュースを買うのは、ある意味ロシアンルーレット」と言っていた視覚障害者の方がいました。直接的に就労のアイデアではありませんが、音声をつけるのは技術的には十分可能だと思いますので、どんな自販機にすれば自由に買いたいものが買えるのか、メーカーさんの開発に携われたらいいなと思いました。昨今の猛暑、酷暑の中、脱水症状にならないために水分補給が重要という医療職らしい着眼点も、当事者のことを思う優しさが感じられ素晴らしいと思います。

プロフィール

村上 友香
視能訓練士養成校 学生 

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