仕事に対する考え方を変えて、
『メノコト事業』で社会の役に立ちたい
私は、目の総合健康企業『わかさ生活』に入社し約10年間、ヘルスキーパーとして従業員へのマッサージや、子どもたちに目の健康を伝える出張授業「メノコト元気教室」の講師を務めていました。
ところが、コロナ禍で仕事や生活が激変し、戸惑う日々が続きました。仕事の取り組み方を大きく改め、リモートワークでもできる目の不自由な私だからこその視点で会社に貢献できる事、社会に役立てる事を考えました。資格を活かして、従業員に向けてセルフでできる「ツボやストレッチ」などの健康情報を発信し、お客様にもオンライン交流会で「ツボ講座」を実施しています。お客様から「目の疲れが楽になった」「肩こりがなおって血行が良くなったようだ」と喜んでいただき、やり甲斐を感じています。
さらに、「目で困っている人の助けになりたい」と新規で立ち上がった事業『メノコト事業』に誇りを持って、使命を感じて積極的に携わっています。私のように目の不自由な方や、年齢と共に見えづらさを感じている方などに
Webサイト「メノコト365」を通じて日常生活に役立つ情報や、視覚サポート機器体験や便利グッズ紹介など、私ならではの情報発信をすることで、多くの人の役に立つことを願って取り組んでいます。
審査員コメント
コロナ禍でヘルスキーパーとしてのマッサージ業が行えなくなった時に、どうしたら会社の事業に貢献できるか必死で考え努力されたことが素晴らしいと思います。 |
プロフィール
山本旭彦
株式会社わかさ生活
網膜色素変性症により、10代より視力が低下。2011年にヘルスキーパーとして、わかさ生活に入社。
2020年より見えづらさを感じる方に、Webサイト「メノコト365」を通じて生活に役立つ情報発信を行い、
お客様とのオンライン交流会での「ツボ講座」を月2回、定期的に実施している。