みんなで作る視覚障害手助け動画
目指せ!視覚障害当事者、雇用企業から発信
視覚障害者への街での声掛けサポートは、増えていますが、手助け方法がわからないので躊躇している方はまだまだ多いようです。
そこで、視覚障害者の声掛けサポート方法を紹介する動画を多くの視覚障害者関連団体、企業に、声を掛けて作成できればと考えました。
1、賛同する団体・企業が多ければ多いほど動画の発信力、周知拡散力が増すこと。
2、一団体・一企業当たりのコストが少なくて済み、企業にとっては実行しやすい社会貢献活動となる。
以上が挙げられますが、視覚障害者が勤務する企業においては、その企業内での視覚障害者の手助けを学ぶきっかけができ、視覚障害者の就労環境改善にもつながることになると考えます。
動画作成のアイディアですが「1分でわかる視覚障害者簡単支援」として、シチュエーションごとにアニメーションでシリーズ化する。
誘導の基本、杖や手を引っ張ってはいけないこと、電車の乗せ方、席の譲り方、交差点での声の掛け方、等々、極端な例では、電車で目の前に視覚障害者が現れたら、動画を見てから席を譲るぐらいの即効性のあるものを目指したい。
動画制作においては、特に視覚障害者雇用企業から社会貢献活動として賛同を得られるようにしていきたい。
審査員コメント
具体的な内容の提案で、声をかけたくでもかけ方が分からない人は、確かにたくさんいらっしゃるように思います。簡易な方法で責任のある内容が届けられるのであれば良いと思います。企業では、SDGsを意識しているところも多いと思いますので、働きかけてみることは有効ではないでしょうか。 |
プロフィール
神田 信
視覚障害当事者。勤務先株式会社パリミキ
過去にサンキューカードの素案で環境整備省を受賞。また、視覚障害の理解啓発を目的に「ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」を開催。
認定NPO法人タートル、日本視覚障害団体連合、JRPS神奈川他でも活動。