「少しの勇気と覚悟」がムーブメントを!
公共交通機関との繋がりを育む心地よい社会
新コミュニケーションによって生れてきた意味と向き合う様になった下田さん。その体験を軸に「ユニバーサルな公共の交通機関についての意見交換会」を地元の自治体、バス会社やJRと開催しています。心地よいインフラ環境を広げ「モデルケースとなるまちづくり」に取り組んでいます。
目が見えなくなっても尚、人の顔色を気にしていた事に気が付いた下田さん。本当の思いを閉ざし、その不安・恐怖で一歩踏み出す事が出来ない中、「こんな自分だから」という自らの【無価値感・自己否定】が相手や社会を「支えてくれない・受入れてくれない」という対象にしていた事を理解しました。
更に、サポートする側にも「どう接すれば・・・」という自分と同じ”不安”がある事も理解。すると、一般の方から「お手伝いさせて下さい!」「上手くサポート出来てますか?」と温かい声を頂くようになりました。
新コミュニケーションで「迷惑・遠慮」を越えた“寛いだ感覚”が新・心のバリアフリーをもたらし、互いに一歩踏み出す勇気を生み出していきました。
ほんの少しの勇気が、みんなで創る優しい社会の具現化と、「産・官・民」が一体となるムーブメントを起こしています。
審査員コメント
あらゆる業界において、このような意見交換会が行われれば、視覚障害者と健常者との間の相互理解が深まっていくのではないかと思います。 |
プロフィール
Team コミュラボ Friend ship
相手を通し、本当の自分の思いを理解。思い込みを外す相互認識の新コミュニケーションを研究。その効果を発信する中、差異を超えた人間関係とコミュニティを創造するチーム。体験を軸に「新・心のバリアフリー」の未来社会の創造に向け活動中。関西万博とその先の未来に向け「TEAM EXPO 2025」にも参加。