1. 重複障害の働き方
- 重複障害(眼と耳)があり、ひとりで通勤できないと就職はできないと言われた。普段は同行援護を利用したり、家族と出かけている。引っ越して土地感がなく、音が聞こえにくいので状況を判断しにくい。
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・自宅近く、あるいは駅やバス停など自分が活動できる範囲を限定して就職先を探した人がいた。 - ・同行援護を通勤に使えるようになったので行政に相談するとよい。毎日通勤している人もいる。通勤に慣れたら同行援護の利用を減らしていくこともできる。
- ・同行援護を毎日利用する場合は同行援護の人の確保、調整が大変と聞い
た。出勤時間の変更や体調不良による急なキャンセルも調整が大変。 - ・歩行訓練を受けて、いずれは一人で通勤できるようにしておくとよい。
- ・通勤の必要のない完全テレワーク導入の会社もある。
2. 障害や病気のある人の就労支援
- 障害や病気のある人の就労支援を行う事業を立ち上げた。企業に出向いてデジタルを使って仕事(働き方)を変える。就労移行支援事業からもつなぐ。県からの支援を受けている。県外の方からの相談も可能。
民間事業として行っているのは国の方針に沿っているとやりたいことができなくなるから。 - CHVISIONのホームページ
3.どんな支援があれば働けるか?働きがいがもてるのか?
- どんな支援があれば働けるか?働きがいがもてるのか?
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・好きと得意、不得意、嫌いでフォーカスする。No1になれなくても真ん中より上、偏差値55を目指せばよいのではないか。自分で居場所を作る。 - ・1人1人にあった支援、相談場所。
自分が提供できること、これに関しては秀出ているということを追求する。
相談場所としては下記がある。情報の入り口を広げておく。 - NEXT VISION
- ホットポットの会(働く視覚障害者の会)
- 視覚障害者就労相談人材バンク
- 4しょく会(ししょくかい)連絡先不明
- 視覚障害者の就労を支援する会(タートル)
- 三都の会 連絡先不明
- ・移動支援。
- ・多様な相談窓口。ひとりぼっちにならない仕組み。手帳を持っていなくても受けられる支援。
- ・得意技を組み合わせてマッサージの腕を高める。対話力を売りにする。
- ・目が見えにくいのでうまくいかないこともあるが自分で行きたいところに行くことが自信、誇りにつながる。
- ・就労につながるよう、自分の強みを見てもらえる相談窓口がほしい。
- ・対話。合理的配慮が企業に義務化されるが、お互いに歩み寄って対話すること、制度を改めることも大切。
- ・PCトーカーなどを企業に導入するための説明をしてほしい。
ある時とない時で比較して、速く仕事ができることを示す。 - ・困った時に企業と自分だけで話すのでなく、間に立ってくれる人が欲しい。
- ・超短時間就労。自分ができるあるいは得意な仕事だけに専念することができる。
苦手なことやできない仕事をしないのでストレスが少ない。
川崎市、神戸市で取り組まれている。
4. 盲学校
- ・身体障害者手帳は不要。視力、視野で日常生活に支援をきたしている人が入学できる。ただし、手帳を持っていないと障害者雇用にならない。
5. 便利なアプリ
6. 困りごといろいろ
- ・出かけることが多く、始めていく場所は入口がわかりにくい。
→周りにいる人に声をかける。キョロキョロすると声をかけてもらえる。 - ・Google MAPでお店などにたどりつけない。
→ナビタグがあれば便利な反面、タグを探すのが大変。
iPhoneの位置情報、コンパスを使用。 - ・雨の日、白杖、傘、スマホを持つのが大変。
→地下街を歩く
普段から雨に濡れない、濡れにくい道を探しおく
消音の傘を利用
荷物を最小限にしてリュックで。
ショルダータイプのかばんにホルダーやMクリップ、マグネットバンドでかさを固定する。
外出をあきらめる。
タクシーを使う。