【アイデア部門】入選①武岡 恵美子

香りの専門家(アロマテラピーメディカルアロマに関する事業)

 私がご提案するのは、香りの専門家として、アロマオイル(植物精油)を使用したボディトリートメントや、またアロマオイルの適切かつ安全な使用方法や様々な生活シーンにおけるアロマの活用法のご提案を行うセラピストとして活躍することです。
 超高齢化、ストレスの多い生活、このような状況の現在の日本において、いかにして心身ともに健やかに暮らしていくかという事は多くの方々の関心事ではないでしょうか?
 アロマテラピーは芳香療法ともいい、病気の予防、症状の緩和、心身の不調の改善、リラクゼーションや美容など様々な場面で活用されています。
 視覚障害者といえば、鍼灸あん摩師としてご活躍される方が多いかと思いますが、今後健康に関するニーズが高まる中で、それ以外の視覚障害者もアロマセラピストとして多くの方々の健康に貢献できる活躍の場があると思います。

審査員コメント

 鍼灸あんま師の技術に加え、アロマを活用した事業展開は、一般顧客のさらなる獲得を可能にし、増収につながるものと評価します。視覚障害者にも通えるスクールの情報や、見えなくてもできるエッセンシャルオイルの調合方法など、様々な情報を発信していただき、多くの視覚障害者が、仕事として、また自分磨きの手段として、アロマテラピーに取り組める環境を実現していただきたいと期待しています。

プロフィール

 

武岡 恵美子
主婦

27歳の時に、網膜色素変性症と診断されました。結婚後は夫の仕事を手伝いながら、2人の娘の育児をしています。アロマテラピーは以前から興味がありましたが、さらに知識を深めたいと思い、現在アロマスクールにてアロマについて学んでいます。

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