視覚障害者とオンライン街歩き体験
多様性を実感しよう
視覚障害者の視点で神戸の街を歩く 。参加者は、神戸のきれいな景色を見ながら、実際の街歩きをオンライン体験し、視覚障害者の日常を理解する。
視覚障害者は何に困っているのか?
たとえば、あそこには点字ブロックがあるのに、どうしてここにはないのだ?と思うことが多い。点字ブロックがない!
そんなときはどうしているか?視覚障害の状態はさまざまであるため、それぞれが選ぶサポートもさまざまである。
そこに気づいてどういうサポートができるかを考える。
いろいろな文化のまざった街である神戸。震災の時にともに助け合った経験をもつ神戸。自分たちの生活にある違いを知り、互いを認め合える社会になって欲しいと思う。視覚障害者はたくさんの参加者にであうことで視野を広げる機会となるし、つながりが増えていくことを実感する。
審査員コメント
現在、視覚障害の体験教育は、アイマスクを活用するものが大半ですが、スマートフォンを活用して体験することの斬新さが評価できます。児童・生徒・学生にも広く展開でき、新たな支援への気づきにつながることが期待できます。 |
プロフィール
高山 晢是
1976年生まれ。大学卒業後、団体職員、震災NPOスタッフ、百貨店SEを経て現在にいたる。