第66回「ロービジョンの集い(仕事や家族のことを考える集い)」

1.白杖について

  • 早く持ったほうがいい。持つことに抵抗はあったが使用した時には早く持てばよかったと思った。
  • 白杖を使った歩行は訓練を受けたほうがよい。時期に早いということはなく、できるだけ早めに始めるとよい。
  • 声をかけてもらえるので持っているだけでもOK。
  • 目が見えない、見えにくいことを周囲に知らせることができる。

2.盲導犬について

  • 歩きやすくなった。
  • 外出する機会が増える。
  • 盲導犬を利用しても白杖は必要。歩き方を習っておいたほうが良い。

3.外出について

  • 知らないところへ行くときには音声パソコンを利用してHPで行き方を調べて概要をつかむようにしている。
    電車の路線調べ→最寄り駅を調べる→駅には事前に誘導をお願いしておく。
    駅に連絡しておかないと駅で待つことが多いので、時間に余裕を持って事前に頼んでおくとよい。
  • 新幹線を利用する場合は乗車時間や座席が決まっているので集合時間を指定されることもある。
  • JBOSを活用すればほぼ全国で現地ボランティアに手引きしてもらえる。電車を降りたところから地元ボランティアが迎えに来てくれ、案内をしてくれるシステム。2週間前までに申し込む。ボランティアの移動の交通費、入館料などは利用者負担となる。食事代を負担する場合もあるが都度確認を。
  • 手引きしてもらうのは、家族や友人、ガイドヘルパー、ボランティアなどとTPOに合わせて使い分けている。
  • ガイドヘルパー利用の場合、コンサートの場合など入場料が必要な場合は負担となる。その場合、ガイドさんに外で待っていてもらうのは悪いので、共通の趣味を持つ友達を見つけておき、ガイドをお願いしている。
  • 外で待っていてもらう場合、事業所によっては行き帰りで違うヘルパーさんになる場合がある。他府県であっても事業所と契約しておけば補助を受けられるので事業所に相談を。

4.遮光眼鏡について

  • 野球、陸上など、ルールや道具が変わることがるがほとんどのスポーツが可能。遮光眼鏡は50%の遮光、反射光をカットする。サイド・上下からも光がもれるので周辺の光のもれを防ぐことがポイント。
  • 黒目の表面から12㎜の距離にレンズがあるのが普通だが、顔に沿った形があるのでそれだと周辺から漏れる光もカットできる。
  • 広いつばの帽子、濃い色のサンバイザーも有効。
  • 遮光眼鏡の色を選ぶときは、1つだけですべての環境をカバーしようと思わず使い分けることがコツ。
  • 網膜色素変性の人は、遮光眼鏡をつけるだけでなく外すことがポイントとなる。暗がりの中に入った時は真っ暗に感じるので明るいところでかけていた遮光眼鏡を外すのが正しい使い方。
  • 遮光眼鏡の作り方としては日中外で使用する場合と家の中で使用する場合に分けて考える。
  • 調光機能を持った遮光レンズもある。
  • 調光機能を持った遮光レンズもある。仕事の時に白い紙が多いのでまぶしい。
    →ブルーライトカットのメガネをかけるとよい。黄色味を増やすと見やす
    くなるかもしれない。紙の上にセピア色の下敷きをかぶせるとよいかも。
  • 蛍光灯の影響がある場合は席替えを申し出る。産業医に相談してみては。

5.桜の楽しみ方

  • 見えにくくなって花見の楽しみがなくなった。
    →花見には見るだけではない楽しみ方がある。
  • 触る:桜の花を下から持ち上げるように触ると冷やっとした感触。
    満開の時はモチモチしている。
  • 香り:花の匂いはほとんどないが、葉っぱの香りを楽しむ。
  • 誰かと楽しむ:花見そのものではなく、誰かと行くこと、会話を楽しむ。

6.写真の楽しみ方

  • 写真を撮影するときは撮りたいものを自分が見えるところ、見やすい位置に置いて撮影する。
  • 撮った写真は凹凸を付けた印刷物にして見る。
  • パソコン教室では写真教室もあり、習っている人が多い。
  • iPhoneで写真を撮ると人の数を言ってくれるので見えなくても写真が撮れる。
  • 「Tap Tap see」というアプリを使えば撮影した写真を説明してもらえる。
    例)「青い服を着た女性」など読み上げてくれる。
  • 写真人気ソフト「リコグナイザー」ではアルバムをめくる感覚で写真を楽しめる。