1. 家事について

  • 天ぷらが揚がったかどうかわからない。鍋に入れたものをひっくり返すのが難しい。ひっくり返ったかどうかがわからない。
    →適当にひっくり返さず、キッチンタイマーを使い、時間を決めてひっくり返すとよい。
  • 油の温度の計りかたは?
    →鍋に塩を入れ、パチパチいう音の変化で判断。
  • IHクッキングヒーターは火が出なくて安全。圧力鍋も便利。
  • IHクッキングヒーターは盲人所帯で手帳1、2級を持つ18歳以上であれば補助がある。ただし、所得や市町村によって補助金額は違う。
  • IHだとスイッチが入っているときと入っていない時がわからないのでは?
    →光と音声ガイドで知らせてくれる。
  • 音声ガイドつき家電製品はどこで購入できるか?
    →電気屋さんでも音声ガイドを知らないことがある。日本ライトハウスでは音声ガイド付きの家電製品情報を持っているので確認したほうがよい。
  • フライパンや鍋を使わず、電子レンジでも揚げ物ができる。電子レンジ料理なら油を控えられてヘルシー。唐揚なカラッとサクサクに揚げることができるレシピもある。
  • 視覚障害者向けの料理教室がある。JRPSで開催している。
  • 焼肉は焼けたら網からきれいにはがれるので焼けたかどうかが見えなくてもわかる。
  • 100円グッズであたため専用の容器があって便利。
  • お茶を飲むとしても、コンビニでペットボトルを買う、ティバックや茶っぱでいれる、レンジで湯を温める、などいろいろな選択肢がある。どれも同じお茶なので自分がやりたいやり方でお茶を飲めばいい。
  • お惣菜は自分で作らず購入する選択肢もある。
  • 食品の消費期限をどうやって確認するのか?
    →お店の人に聞く。携帯のカメラモードを使って拡大して見る。
  • バーコードリーダーがあれば商品情報を聞くことができる。携帯電話の無料アプリをダウンロードすればOK。ただし、パケット料金は必要。
  • 冷蔵庫の中身を管理してくれるアプリ「レジポン」は冷蔵庫に食品を入力しておけば、その材料で作れるメニューを教えてくれる。

2. 白杖について

  • 見えづらくなって人にぶつかったり、転ぶことが多くなった。また、夜は一人で歩けない。
    →白杖を持っていれば、相手が避けてくれるし、夜も白杖を持っていれば歩ける。
  • 全く初めて行く場所では白杖を持っていても戸惑うことがあるかもしれないが、行きなれた場所であれば問題なく歩けるし、歩行訓練を受ければ速く歩けるようになる
  • 歩行訓練は受けたほうがよい。歩きやすさが違う。
  • 全盲の人でも白杖を持てば歩ける。歩行訓練を受ければ安全に歩けるようになる。
  • 早くから歩行訓練を受けておけば視力が落ちても動じないし、外出できなくなるかもしれないという不安がなくなる。
  • 物にぶつかったり転んだりという小さな失敗が自信喪失につながる。白杖のテクニックを知っていれば不安が少なくなり、さらに安全も確保できる。
  • 白杖は使えなくても見せるだけでも効果があり、人が避けてくれる。さらに訓練を受けると楽しくなった。
  • 白杖はどこで購入できるのか?
    →神戸アイライト協会で購入可能。身体障害者手帳があれば補助購入できる。
  • 白杖をもっていると自分が見えにくいことを他人に知らせることができ、人が声をかけてくれる。
  • 杖の種類や長さの選び方は?
    →歩く距離などによって選ぶ。自分の歩いている2歩先をつける長さを選ぶようにすると歩きやすい。

3. 外出時の歩き方のポイント

  • 歩いているときに車はいいがバイクや自転車が怖い。
    →そういう時はいったん立ち止まってやり過ごす。通過したのを確認してから歩くようにするといい。
  • 昼間でも信号が見えにくい。また、音声信号でないとわかりにくい。
    →音声が干渉するという理由で音声信号が設置できない場所もあるが、警察へ相談してみるといい。つけてもらえることもある。
  • 駅では駅員さんが構内しか案内してくれないと思っていたが、お願いしたら改札の外まで案内してくれた。
    →人手が足りない時などは断られることがあるかもしれないがまずは頼んでみたらいい。

4. 情報収集について

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