働く能力と意思があるのにもかかわらず、仕事に就けず求職中の状態を失業といいます。総務省「労働力調査」では、この状態にある者を「完全失業者」と呼びます。人手不足下の平成29年10月時点での完全失業者数は181万人で、完全失業率は2.8%でした。この定義では、何らかの理由で求職を断念した者は、失業者に含まれていません。視覚障害者や障害者には、障害のために労働市場から退出した者も少なくないと思われますが、障害者全体や障害種別に限定した失業データは調査されていません。

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