印刷された(書かれた)文字を、振動するピンで指頭に伝え、触読できるようにした携帯用の文字読み取り器のことです。慣れれば、6~21ポイント程度の文字が読めます。1971年にアメリカで開発され、シンプルなアルファベットを使用する欧米に急速に広まり、1万台を超えました。より複雑な漢字を使っている日本でも、約500台も使用されました。しかし、パーソナルコンピュータの出現により、現在は残念ながら製造が中止されています。

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