Kahei&Kaunto

 病院では、毎日大量の貨幣が使用されています。例えば、レジ清算、患者専用の洗濯機や乾燥機のコインランドリー、公衆電話等です。病院の会計担当者は、毎日病院で回収された貨幣のカウントを行なっていますがこの作業が最も重労働です。よって、この問題を解決するアイデアを提案します。
 通常、貨幣の計算は機械と手作業との二重チェックを行います。まず、初めに健常者が病院内で貨幣を回収しカウントしなければならない金種を振り分けます。次に、目が見えにくい方が手作業で貨幣をカウントするのです。
 このように行う事で、会計担当者の労務の負担も軽減され、目が見えにくい方の雇用も生まれるのです。
 社会には、全盲の方や少し目が不自由な方など、人によって目が不自由な度合いは様々ですが、どのような方でも楽しく働ける社会であってほしいと私は思っています。

審査員コメント

単純なアイデアですが、貨幣の手作業のカウントを視覚障害者にやってもらうというのはいいアイデアと思います。ただ、現実的には貨幣分別カウント機があるので、どれだけニーズがあるのか不明ですが・・・。

プロフィール

 

大窪 美緒
病院事務

大学を卒業後、秘書等の事務職を務めている。
「ご縁を大切に」をモットーに仕事を頑張っている。休日は、旅行に行ったり、医療関係のイベントで様々な方にインタビューを行ったりしてお出掛けしている。

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