視覚障がい者の方のための化粧品開発
ユニバーサルデザインコスメ

 視覚障がい者の方も使いやすい化粧品の発売を行うことで、化粧品を今よりも選びやすく、使いやすく、より一層メイクに自信が持てる社会を作る。例えば色や塗り方を間違うとそれだけで目立ってしまい、化粧が上手くできていないという印象になってしまうので色調は肌色に限りなく溶け込みやすいカラーにし、少し場所がずれたり、はみ出しても目立たない工夫を施す。
 デザインも点字などにより中味や色が触って分かる設計に。最終的にはメイク初心者の方、時短メイクがしたい方にも使っていただけるユニバーサルデザインコスメになることを視野に入れ、商品開発を行っていきたい。

審査員コメント

 視覚障害者がきれいにお化粧できる製品のアイデアはこれまでになかったものと思います。アイデアに書いてあったチークは、あれば便利であると思います。具体的・実用的なメイクグッズがたくさんでわくわくしました。視覚障害者でなくとも、メイクが苦手な人や朝時間がない人に活用できそうでよいですね。

プロフィール

 

鈴木 さやか
カラーアナリスト・トータルビューティーアドバイザー

パーソナルカラー診断サロンBEAUTY MAP代表。トータルビューティーアドバイザー/パーソナルカラーアナリスト。株式会社資生堂にて11年間、主に化粧品開発、マーケティングを担当。独立し現在はパーソナルカラーアナリスト養成スクールにおいて講師として活動。化粧品開発の経験を活かし企業の化粧品開発サポートも行っている。

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