小学校での点字図書読み聞かせ

 夏休みの自由研究に点字のことを調べようと思い、初めてアイセンターへ行きました。そこでたくさんの点字の本があることを知りました。
 私の通う小学校では、絵本の読み聞かせやお話をする「おはなしボックス」という時間があります。
 先生やPTAの方がいつも読んでくださります。
 学校の図書室に点字の本があれば、視覚障害者の方も読み聞かせができて、私たちは点字のことや視覚障害についても知ることができると思いました。
 視覚障害があっても、ラベルを点字にしたり工夫すれば小学校の図書室で働くこともできると思います。
 ぜひ図書室のお仕事をしてみてください。

審査員コメント

 チャレンジド当事者から、当事者にとって必要なことを学ぶ重要性と、当事者がその経験値を生かして職業に就くことの意義に気づかれ、共に生きる人としての立場で、温かい言葉で素直に書かれた文章に、感銘を受けました。
 先入観がなく心の吸収力も高い子供の頃に、障害を持つ職員と触れ合うことは障害者への理解が自然に習得でき、共生社会を促進させる最もよい方法です。

プロフィール

 

赤星 里咲
小学生

神戸市立御影北小学校3年生

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